広島・大瀬良 4回までノーヒット投球も…5回に追いつかれ降板

[ 2018年10月27日 20:29 ]

SMBC日本シリーズ第1戦   広島―ソフトバンク ( 2018年10月27日    マツダ )

<広・ソ>5回2死二、三塁、デスパイネの二塁適時内野安打で西田(左)の生還を許す大瀬良(撮影・尾崎 有希)
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 プロ野球の日本一チームを決めるSMBC日本シリーズ(7試合制)は27日、マツダスタジアムで開幕。球団史上初のセ・リーグ3連覇を果たした広島の先発マウンドに上がった大瀬良大地投手(27)は4回までノーヒット投球を見せたが、5回に3安打を許して2―2の同点に追いつかれ、5回2失点で降板した。

 大瀬良は初回、上林を空振り三振、明石を遊ゴロ、グラシアルを見逃し三振に仕留めて好スタートを切ると、打線はその裏、菊池の左越え先制1号ソロと松山の右前適時打で2点をリードして大瀬良を援護。打線のバックアップを受けた今季のセ・リーグ最多勝右腕は2回、3回と3者凡退を続けた。

 4回には2死からグラシアルを四球で歩かせて初めて走者を背負ったが、続く主砲の柳田を内角低めの直球で見逃し三振に仕留めて4回までノーヒット投球。だが、迎えた5回だった。中村晃、内川に連打を許して無死一、三塁のピンチを招き、何とか2死を取ったものの、先発投手・千賀の代打に出たデスパイネの二塁への内野安打に失策も絡んで2失点。続く上林を空振り三振に斬って取りこの回を終えると、その裏、無死一塁で打席が回り代打・曽根が告げられ降板となった。

 大瀬良の投球内容は5回で92球を投げ、3安打2失点(自責1)。7三振を奪い、与えた四球は1つだった。

▼大瀬良 普段通りの気持ちで試合を迎えることが出来ました。初回上手く0点で抑えることができ、その裏に味方が点を取ってくれて1回チームとして良い入りが出来ました。5回に2点は取られてしまったのですが全体的には悪くなく自分の投球ができました。あとは仲間を信じて応援したいと思います。

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2018年10月27日のニュース