山梨学院4強!センバツ当確 “デスパ”野村2戦連発32号

[ 2018年10月23日 05:30 ]

秋季高校野球関東大会準々決勝   山梨学院9―1前橋育英 ( 2018年10月22日    山日YBS )

<山梨学院・前橋育英>センバツ出場が当確となり、笑顔の山梨学院4番・野村(右端)
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 第71回秋季高校野球関東大会は22日、1回戦2試合と準々決勝1試合が行われた。山梨学院が野村健太内野手(2年)の2ランなどで前橋育英に7回コールド勝ち。4強に進出しセンバツ出場が当確となった。横浜(神奈川)と春日部共栄(埼玉)は8強入りした。

 コールド勝ちが決まると山梨学院の4番・野村は大声で叫んで仲間とハイタッチを交わした。4回、2戦連発となる右中間2ラン。前橋育英を突き放し、センバツ当確に導いた通算32号は初の逆方向へのアーチだった。「なかなか打てない」と喜んだ。

 1メートル80、88キロの右の強打者で、ニックネームはソフトバンクの大砲に見立てた「デスパイネ」。今夏甲子園も5番で出場し、1回戦・高知商戦でソロを放った。ただ、安打はその1本でチームも敗退。力んで引っ張ることが多かったが「今日は(吉田洸二)監督から逆方向!と言われて、集中した」という。

 昨夏、スタンドから応援していた甲子園で前橋育英に大敗。リベンジを果たし「センバツに行けたら、ヒットをいっぱい打ちたい」と目を輝かせていた。 (松井 いつき)

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2018年10月23日のニュース