大口消防署が初頂点 エース尾上歓喜MVP 高松宮賜杯

[ 2018年10月23日 05:30 ]

スポニチ主催高松宮賜杯第62回全日本大会1部最終日 ( 2018年10月22日    奈良県橿原市佐藤薬品スタジアムほか )

初優勝を飾った大口消防署
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 準決勝と決勝が行われ、決勝では大口消防署(鹿児島)が大分サニクリーン(大分)との九州対決を2―1で制して初優勝。最優秀選手賞には完投勝利の大口消防署・尾上大樹投手が選ばれた。優勝チームには高松宮賜杯、優勝メダル、スポーツニッポン杯が贈られた。

 大口消防署先発の尾上が、1点リードの9回2死一、二塁のピンチを二直でしのぐとマウンドに歓喜の輪ができた。3日間5試合で38回を投げ、最優秀選手賞に輝いたエースは「信じられない。守備を信じて投げただけ」と笑った。メンバーは帰郷後、消防士としてすぐに24時間体制の勤務に戻る。大榎田純監督は「職場の協力があってこそ。良い報告ができます」と感謝した。

 ▼大分サニクリーン・黒木順昭監督 決勝ではミスがあったが、それまではしっかり守れていた。

 ▽表彰選手 最優秀選手賞=尾上大樹(大口消防署)、優秀選手賞=宮田隆太(大口消防署)、敢闘賞=中野渉(大分サニクリーン)

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2018年10月23日のニュース