レッドソックスの本拠地「フェンウェイパーク」に隠し部屋? 仮眠用ベッドで選手はリフレッシュ

[ 2018年10月23日 17:10 ]

フェンウェイパークにある仮眠用の二段ベッド(AP)
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 大リーグのワールドシリーズは23日(日本時間24日)にレッドソックスの地元ボストンで第1戦を迎えるが、レ軍の本拠地「フェンウェイパーク」に昨年設置された仮眠室が選手にとって頼もしい“味方”になりそうだ。

 この仮眠室はクラブハウス横のジムの隣にあり、3・7メートル×3・7メートルの広さで二段ベッドを2台設置。移動の多い選手には好評で、すでに利用した経験があるスティーブ・ピアース内野手(35)は「疲れているときは自分の体に逆らわないんだ。寝るのが一番」と語っていた。

 今回のワールドシリーズはレッドソックスと、ロサンゼルスが地元のドジャースの対戦。時差が3時間ある「東海岸対西海岸」となったカードは1998年のヤンキース(ニューヨーク)対パドレス(サンディエゴ)以来で、第2戦を終えたあとはボストンから4200キロ離れたロサンゼルスに移動しなくてはならない。第5戦で決着がつかない場合には再びボストンへの戻ってくるきついスケジュール。レッドソックスは移動の疲れを試合に出さないように気を使っており、今回のシリーズではこの仮眠室の“利用者”が増えそうだ。

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