巨人が原辰徳氏の3度目監督就任を正式発表 3年契約 退任・高橋監督と並んでひな壇に

[ 2018年10月23日 17:35 ]

あいさつする原新監督 (撮影・大塚 徹) 
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 巨人は23日、都内で記者会見を開き、原辰徳氏(60)の3度目となる監督就任を正式発表した。契約年数は3年。背番号は83に決まった。高橋由伸監督(43)は特別顧問に就任する。

 会見には山口寿一オーナー(61)と今季まで3年間チームを率いた高橋監督、原氏の3人がそろって出席。原監督退任を受けて2015年10月に監督に就任し、今度はその原氏にバトンを渡すことになった高橋監督は「非常に悔しい気持ちでいっぱいです」とコメント。「すべて私の責任。本当に申し訳なく思っています」とV逸を謝罪した。過去の2期12年で巨人をリーグ優勝7度、日本一3度に導き、09年の第2回WBCでは侍ジャパンを率いて連覇を達成した原新監督は「若きリーダー、高橋由伸監督よりしっかりと受け継ぎ、彼が3年間築き上げたものを継承し、さらに大きく育てていき、目標をしっかりもって頑張っていきたい」と話した。

 4年連続でリーグ優勝を逃した巨人は、高橋監督が3日に今季限りでの辞任を表明。コーチ陣も刷新し、宮本和知氏(54)、水野雄仁氏(53)、後藤孝志氏(49)、元木大介氏(46)、相川亮二氏(42)、鈴木尚広氏(40)ら球団OBが新たに1軍コーチに就任することがすでに発表されている。

 原新監督は2002、03年の2年間と06年からの10年間の計12シーズンで巨人の監督を務め、7度のリーグ優勝、3度の日本一を達成。09年には第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表を率いて2連覇に導いた。15年にリーグ4連覇を逃して2位に終わり、辞任を表明。高橋監督が現役を引退して後任を務めた。

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