ドラ1候補の立命大・辰己、プロでトリプルスリー狙う

[ 2018年10月23日 08:00 ]

関西学生野球第8節3回戦   立命大11―2同大 ( 2018年10月22日    わかさスタジアム京都 )

<同大・立命大>8回2死一塁、立命大の一走・辰己は井上の適時二塁打で二塁を回る(撮影・坂田 高浩)
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 今秋ドラフト1位候補の立命大・辰己涼介外野手(4年)は5打数2安打で通算122安打に終わり、田口壮(関学大)が持つリーグ戦通算安打の歴代最多記録(123本)に1本及ばなかった。それでも打率・375で初の首位打者を獲得。大学No・1野手は、プロでのトリプルスリー達成に意欲を見せた。

 辰己の記録が懸かった打席は1球で結末を迎えた。9回2死一塁、変化球にタイミングが合わず二ゴロ。

 「初球は全力で振ろうと思っていた。つないでくれたことに心の底から感動しました」

 9回は走者2人が出れば打席が回るという状況。2死二塁から代打・山中の適時打で6打席目を迎えられたことに感謝し、大学最後の打席を後悔なく終えた表情はさわやかだった。

 主将を務めた侍ジャパン大学代表の一員として、7月は海外遠征を経験。8月28日の高校日本代表戦からチームに復帰した直後にリーグ戦が開幕した。疲労から本調子を欠き、2節を終えて打率は1割台に低迷。それでも「自分を信じてやってきた」。前日の2回戦と同じく「1番・中堅」で先発。2回に左中間二塁打、8回には二塁左への当たりを50メートル走5秒7の俊足で内野安打とした。連盟記録は逃したが、初の首位打者に輝いた。

 後藤昇監督からは「辰己は精いっぱいやったので、しょうがないです。プロではトリプルスリーを達成できるような選手になってほしい」とエールを送られた。報道陣から伝え聞くと「なります!(自信はある?)あります!」と元気に即答。ドラフト1位でプロに入ることを目指し、必死に駆け抜けた4年間。思い出と自信を胸に、運命の25日を待つ。(石丸 泰士)

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