広島 丸 逆転3点弾 13年ぶりの球団日本人選手30発まであと1本

[ 2018年8月26日 05:30 ]

セ・リーグ   広島6―2中日 ( 2018年8月25日    マツダ )

初回無死一、三塁、丸は右越えに3ランを放つ(撮影・坂田 高浩)
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 赤ヘル屈指の強打者の背中が見えてきた。広島・丸は、1点を先制された初回無死一、三塁で決勝点となる逆転の29号3ランを放った。立ち上がりに苦しむ大野雄のスライダーを右中間席中段にまで運び一撃。「いい感触だった。本塁打というよりも、チャンスでしっかりと還せていることはいいこと」と手応えをにじませた。これで球団の日本人選手では05年の前田智、新井以来のシーズン30発にあと1本にせまった。

 緒方監督が「3点取ってくれたあそこは大きかった」と勝利のポイントにあげた一発。7回にソロを放った鈴木とのアベック弾は通算13度目で、戦績は12勝1敗と驚異の勝率・923を誇る。今季に限れば5戦全勝。新たな“神話”にもなりつつある。



 C…バティスタは自身初となる20号に到達した。5回2死無走者で大野雄から左翼席へ弾丸で突き刺す一発。21日に第一子の長女が生まれてからの“パパ1号”となり、「すごくうれしいです。久しぶりの先発だったけど、いい結果になってよかった」と笑み。19日DeNA戦以来の先発起用に応えた。

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2018年8月26日のニュース