金本阪神“死の”じゃない…天国ロードや 今季珍現象が裏付け

[ 2018年7月31日 05:30 ]

東京から名古屋に到着した金本監督(撮影・成瀬 徹) 
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 もう「死のロード」ではない!?7月27日から夏の長期ロードに出ている阪神は、31日以降も8月26日まで、京セラドーム大阪でのホーム開催5試合を含む22試合を甲子園以外で戦う。ビジター17試合と遠征続きの厳しい日程…と思われがちだが、実は今季は決して苦手ではないビジター戦で波に乗り金本知憲監督(50)は巻き返しに転じる。

 「9月に勝負できるように、この8月が、大事になるね。両方(8月も9月も)、勝負なんですから、われわれはね」

 今季、甲子園で16勝25敗1分けの借金9を抱える一方、それ以外の球場(京セラ、倉敷を含む)では23勝20敗、勝率・535。ビジターに限っても21勝18敗で、勝率・538はリーグトップだ。これには「ホームを2つ作ってくれんかな」と苦笑いを浮かべるほど。「死のロード」は決して逆風ではない。さらに指揮官は、夏場の巻き返しを図る上で必要となるキーポイントを2つ挙げた。

 「俺はリリーフと打線だと思っている」

 そのリリーフには、メドが立ちつつある。今季はマテオの不調などで、昨季のような「勝利の方程式」の確立には至っていない。ただ、ここに来て「勝ちパターン」は形作られてきた。「7、8回は桑原、球児、能見の3人で回す感じ」。状態、登板間隔などを考慮しながら3投手で7、8回をしのぎ、9回のドリスにつなげる継投が、新たな勝ちパターンだ。

 そして打線も上がり目が見えてきた。まだリーグ最低とはいえ、チーム打率も・245まで上昇。特に7月に入ってからは糸原、北條の1、2番が固定され、打線に活気が生じている。「本来は逆にしたいけど」と話すように、指揮官の脳裏では攻撃の幅を広げるために1番・北條、2番・糸原が理想型ながら「今、流れがいいから変えていない」と続けた。この2人で作った好機を、後続の福留、糸井、ロサリオ、ナバーロ、陽川らで得点につなげる――。「打線の形」も定まってきた。

 ビジター、リリーフ、打線。この3つをキーワードに、金本阪神が夏場の反攻に転じる。

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