【北大阪】大阪桐蔭 KK超え23点V “決勝男”藤原6安打

[ 2018年7月31日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会北大阪大会決勝   大阪桐蔭23―2大院大高 ( 2018年7月30日    大阪シティ信用金庫 )

<大阪桐蔭・大阪大高>ウイニングボールをつかみ、一番最後に歓喜の輪に向かう藤原(背番号8)を迎える大阪桐蔭ナイン(撮影・井垣 忠夫)
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 止まらない大阪桐蔭の6回の攻撃。10―2から13点を加えたこの回、8番・小泉が二塁走者・山田を還した8点目が歴史的な1点になった。大阪大会決勝の最多得点を更新する18点目。桑田真澄、清原和博の「KKコンビ」を擁した85年のPL学園を上回った。

 終わってみれば26安打で23点。星稜が石川大会でマークした今夏決勝最多の22点をも上回った。主役は4番の藤原だ。6回に高校通算29号の右越え2ランを放つなど、7打数6安打6打点。「6安打は初めて」と目を丸くした。昨春にセンバツ決勝史上初の2本塁打。昨夏の大阪大会決勝・大冠戦でも決勝弾を放った。「皆から決勝男と言われます」とはにかんだ。

 今夏は6試合で22打数14安打15打点、打率・636で2本塁打と暴れた。ただ、満足感はない。西谷浩一監督からの要求は「打率8割」だからだ。今春センバツは右膝負傷を抱えた状態で戦い、本調子を欠いた。春の府大会は登録メンバーから外れ、治療と並行して上半身の力に頼らず下半身でリズムを取る技術を学んだ。

 もう無敵だ。大阪では16年秋の3位決定戦から破竹の37連勝。17年春から続く5季連続優勝は、浪商(60〜61年)とPL学園(84〜85年)に並ぶ快挙だ。

 験担ぎで髪を伸ばしている根尾は「重圧に打ち勝っていく中で、中川主将を中心に粘って勝つことができている」とうなずいた。史上初2度目の春夏連覇の偉業へ――。もうどこを見渡しても敵はいない。 (吉仲 博幸)

 ▼大阪桐蔭・中川卓也主将(春夏連覇へ向け)最後まで生き残るチームは一戦ごとに成長する。一番最後まで成長できるチームになりたい。

 ▼日本ハム・中田(07年度卒)履正社にも逆転勝ちして、今年のチームは底力があると思っていました。

 ▼西武・森(13年度卒)決勝でも持ち味を存分に出せたのではないかと思います。今までやってきたことを信じて、春夏連覇を達成してください。

 ≪85年のPL学園は桑田、清原の3年時≫大阪桐蔭が23得点。大阪大会決勝の得点としては1921年市岡中17―4桃山中、85年PL学園17―0東海大仰星を上回り史上最多となった。85年のPL学園は桑田、清原の3年時。桑田が完封、清原は2本塁打と力を発揮して大阪を制し、甲子園でも2年ぶりの優勝を果たした。

 大阪桐蔭 中田(日本ハム)藤浪(阪神)ら多数のプロ野球選手を輩出。

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