【西東京】日大三 東海大菅生に雪辱し決勝へ 昨年最終打者・日置「やり返せてよかった」

[ 2018年7月27日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念西東京大会準決勝   日大三9―6東海大菅生 ( 2018年7月26日    神宮 )

<西東京大会準決勝 日大三・東海大菅生>4回無死、ソロ本塁打を放った日置(右)(撮影・郡司 修)
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 打球は神宮のバックスクリーンへ。4回、6―5と迫ってきた東海大菅生を日大三の3番・日置が一振りで突き放した。「初めてバックスクリーンに本塁打を打てて、気持ち良かった」。高校通算20号が5年ぶりの決勝への道しるべになった。

 東海大菅生とは14年から過去4年で3度、夏に対戦。全て行く手を阻まれてきた。昨年は準々決勝で0―5。日置は9回最後の打者になった。今大会前には、昨年のエースで現DeNAの桜井から「頑張れよ」とLINEでメッセージをもらった。「あの日の悔しさを忘れたことはない。先輩の思いも背負っていた。やり返せてよかった」と笑顔を見せた。

 存在感抜群の主将。8回は無死一、二塁のピンチを招くと、マウンドの2番手・河村に「自分のピッチングをしてこい。点を取られても、俺らが取り返してやる」と鼓舞した。河村は奮起し、この回を無失点。小倉全由(まさよし)監督は「菅生にはもう負けられないと思っていた。食らいついていった結果」と選手を称えた。 (福井 亮太)

 ▼東海大菅生田中主将(昨夏全国4強チームは連続出場を阻まれ)今年は甲子園を制覇したかった。悔しい。

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2018年7月27日のニュース