【北神奈川】東海大相模、慶応に屈する 通算57発・森下「内角をあそこまで…」

[ 2018年7月27日 19:15 ]

第100回全国高校野球選手権記念北神奈川大会準決勝   東海大相模4―7慶応 ( 2018年7月27日    横浜スタジアム )

<東海大相模・慶応>6回2死二、三塁、好機で遊ゴロに倒れ、天を仰ぐ東海大相模・森下(撮影・木村 揚輔)
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 今春センバツ4強の東海大相模が、同じくセンバツに出場した慶応に敗れた。先発したエース斎藤が2回に腹部へ打球を受けるアクシデント。手当を受けてマウンドへ上がったが、3回に逆転を許して降板した。

 攻撃では毎回走者を出したが、要所を締められて4点止まり。中軸で高校通算57発を誇る森下は単打1本、2三振と沈んだ。「チャンスの場面で得点が取り切れなかった。横浜高校と甲子園で当たりたいなと思っていたので、ここで負けてしまって悔しい」とがっくり。1年夏にコールド負けしており、森下らの代にとってはリベンジもこもっていた。

 慶応・生井の想像以上の快投が、感覚を狂わせた。「秋よりまっすぐの球威も、コントロールも上がっているなというのが1打席目の印象。このまっすぐが打てなかったのが今日の敗因。内角をすごく使われた。厳しいボールでくるのはわかっていたが制球がしっかりしていたところで捉えきれなかった」。

 徹底した内角攻めの後、外角にもきっちりと決められ「左右の幅を使われたことで捉えきれなかった。内角をあそこまで使われるとは思っていなかったので先手を取られた」と唇をかんだ。

 今後の進路を問われると「プロも視野にずっと練習してきたが、監督さんと相談したいと思います」と明言はせず、静かに球場を後にした。

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2018年7月27日のニュース