【西東京】日大鶴ケ丘 9年ぶり決勝進出 プロ注目の勝又5失点も2番手・三浦が好投

[ 2018年7月27日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念西東京大会準決勝   日大鶴ケ丘7―5国士舘 ( 2018年7月26日    神宮 )

<西東京大会準決勝 日大鶴ヶ丘・国士舘 >4回無失点と好救援した三浦(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 プロ注目の先発・勝又が5回までに5失点しても、日大鶴ケ丘には三浦がいた。2番手で登板した背番号3がダイナミックな上手投げで4回1安打零封。4年ぶりの決勝進出を決めた萩生田博美監督は、継投成功を「出来過ぎだね」と喜んだ。

 19―15、両チームで計41四死球と荒れた明大中野八王子との5回戦では、三浦も11四死球を与えた。準々決勝の創価戦は勝又の後で4回無四球、無失点。好投を再び見せて「反省を生かし、ストライク先行の投球ができている」と胸を張る。打っても2本の適時打を放つ活躍だった。

 決勝は日大三との激突。西東京決勝での日大対決は82年(日大二2―0日大三)、09年(日大三19―2日大二)以来3度目となった。三浦にとっては借りを返す舞台だ。2年生の5月、日大三との練習試合でアウトを取れず降板し、レベルの差を実感。翌日から毎日、朝5時半から10キロのランニングを続けてきた。「勝又の後ろは任せてほしい」。4年ぶりの聖地を決めるラストボールを思い描いた。

続きを表示

2018年7月27日のニュース