【和歌山】智弁和歌山 薄氷のサヨナラV センバツ準優勝メンバー 重圧を克服し涙

[ 2018年7月27日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念和歌山大会決勝   智弁和歌山7―6市和歌山 ( 2018年7月26日    紀三井寺 )

<智弁和歌山・市和歌山>優勝が決まり、歓喜する智弁和歌山の選手たち
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 智弁和歌山は2点リードの9回無死一塁、平田が代打・林に2ランを浴び、勝利寸前で試合を振り出しに戻された。甲子園大会歴代最多の68勝を誇る高嶋仁監督も「9回(裏の攻撃)で決められなかったら、まずい」と感じる悪い流れだった。

 1死三塁。黒川が右翼へ飛球を上げる。走者の林が「気持ちだけでいきました」と本塁へ頭から飛び込んだ。サヨナラ勝ち。全身泥だらけの主砲を中心に、センバツ準優勝メンバーが泣きじゃくって歓喜の輪を作った。

 「勝って当然」という空気の中、重圧を克服したナイン。指揮官は「よく辛抱した。甲子園ではのびのびやらせたい」と称えた。

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2018年7月27日のニュース