ハム上沢、8回2失点で10勝 自身初の2桁勝利!「やっとか、という思い」

[ 2018年7月27日 23:06 ]

パ・リーグ   日本ハム13―2オリックス ( 2018年7月27日    札幌D )

<日・オ>スタンドのファンの声援に応える上沢(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムの上沢が、オリックス戦で8回2失点と好投し、自身初の2桁となる10勝目を挙げた。今季初めて本拠地で上がるお立ち台。リーグ2位タイの白星を積み重ねた右腕は「チームの連敗を止めたいという思いでマウンドに上がった。(2桁勝利は)7年かかっているのでやっとか、という思い。今までたくさんチームの期待を裏切ってきたのでうれしい」と笑顔で話した。

 打線の大量援護を受けて6回までゼロを並べたが、7回に代打・武田にソロ本塁打を許してリーグ最多を更新する4完封目はならず。それでも8回で8安打を浴びながら2失点にまとめた。今季16度目の登板でクオリティースタート(6回以上、3失点以下)はこれで11度目。抜群の安定感を誇る右腕は「ブルペンがたくさん投げていたので、負担を減らせるように長いイニングを投げることを目標にしていた」と胸を張った。

 この勝利でチームの連敗を2で止め、試合のなかった首位・西武に2・5ゲーム差に迫った。「ここまでは勝たせてもらっている試合が多い。後半戦が大事になってくる」と上沢。栗山監督も「これからも大事な試合を取ってくれると信じている」と期待していた。

続きを表示

2018年7月27日のニュース