【富山】高岡商 2年連続19度目V 記念大会の「商業一番乗り」を果たす

[ 2018年7月25日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念富山大会決勝   高岡商14―4富山第一 ( 2018年7月24日    富山市民 )

 圧倒的な強さで、高岡商が富山の夏を駆け抜けた。18安打14得点の決勝だけではない。全5試合で2桁得点。昨夏、商業高校で唯一出場し第1回大会から続く牙城を守ったチームが、記念大会の「商業一番乗り」を果たした。

 5番・石黒は5回に右翼へ特大の3ラン。「(高岡商は)打力が弱いと言われたこともあったので、見返したかった」と胸を張った。1―11で東海大菅生に敗れた昨夏が原点。12月から全員が5万スイングの素振りを自身に課し、1月で達成すると1万回を“おかわり”した。「目標は日本一」と石黒。8強という県勢の最高成績を塗り替えにいく。

 ◆高岡商(富山)吹奏楽部が有力な公立校。映画監督の滝田洋二郎氏は卒業生。

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2018年7月25日のニュース