【西兵庫】姫路工の左腕・水谷 ワンヒッター、13K完封で甲子園に王手

[ 2018年7月25日 16:20 ]

第100回全国高校野球選手権記念西兵庫大会準決勝   姫路工5―0東播工 ( 2018年7月25日    ほっともっとフィールド神戸 )

<姫路工・東播工>完封勝利をあげ、応援席にあいさつする姫路工・水谷(左から2人目)
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 姫路工の左腕、水谷倖志(こうし)(3年)が東播工打線をわずか1安打に抑え、13三振奪って完封し、決勝進出に導いた。

 「三振は意識していなかった。ただ単に投げるのではなく、投げ込むことを意識していました」。水谷の言う「投げ込む」とは「言葉にするのは難しいのですが、右足を軸に思い切り打者に向かってピュッと放るんですが……」。球の伸びが違い、「だから相手打者もボール球を振ってくれたり、空振りしてくれたりしたんだと思います」。

 完封は1回戦の東洋大姫路戦(12日)以来、今大会2度目だが「きょうの方が状態は良かった。一番納得いく球が投げられた」と上り調子だ。

 この、ほっともっとフィールド神戸で投げるのは初めてだった。第1試合の明石商―小野の激闘を目の当たりにして「試合前から度肝抜かれた。すごい、いい雰囲気で、気持ち良くマウンドに上がることができました」。

 父・信哉さん(41)は姫路工OBで1994年春夏と甲子園出場に導いた右腕だった。この日試合前には「平常心で楽しんで来い」と声をかけられ、「本当に楽しく投げられました」と笑顔が浮かんだ。父子で甲子園の夢にまた一歩近づいた。

 打っても1回裏1死三塁で左前に先制決勝打を放った。3番を打ち、今大会全6試合で安打、打点をあげている。「3番を打たせてもらっているので、走者を還すのは当たり前と言いますか、使命感を持ってやっています」

 27日決勝の相手は優勝候補で、4年連続決勝進出の強豪・明石商だ。「どうせなら、明石商を破って甲子園に行きたい。もし負けるなら投げる自分の責任。明日(26日)1日空くので、その間にもっと修正して、100%の力で臨みたい」

 13年ぶり3度目の甲子園へ、投打のカギを握る水谷に気負いはなかった。(内田 雅也)

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