【鳥取】鳥取城北3年ぶり甲子園!エース難波 右足つっても10K完封

[ 2018年7月25日 22:20 ]

第100回全国高校野球選手権記念鳥取県大会決勝   鳥取城北8―0米子西 ( 2018年7月25日    コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク )

10奪三振の完封勝利で甲子園切符をつかんだ鳥取城北の難波
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 鳥取城北のエース難波が10奪三振の完封でチームを3年ぶり5回目の甲子園へ導いた。春夏通じて初の甲子園出場へ向け、意気上がる米子西を1回から封じ込んだ。

 1回2奪三振、2回2奪三振。快調にスタートを切ると4回、米子西の先頭打者・酒本に内野安打を許し、無安打投球が途切れても動じない。味方打線の援護も受け、快調に飛ばして勝利が見えだした8回からはさらにギアを上げた。

 2奪三振、9回も1安打されたがアウトは全て三振で奪った。被安打わずか3。「最後まで投げ切る。マウンドは譲らない気持ちでした」と勝ち気な表情を緩めた。

 実はアクシデントに見舞われていた。2回の投球中、右足がつったという。災いは福に転じた。それ以降、打たせて取る投球へ変え、1人で投げきるためスタミナを終盤に温存できた。

 大阪・枚方ボーイズ出身。同学年に大阪桐蔭・藤原や報徳学園・小園がいた。旧友より一足早く甲子園出場を決め、「うれしいです」。今大会中、記録したというMAX142キロの直球が自慢。同じく大阪・東成シニア出身、4、5回に2打席連続本塁打した5番藤原らと乗り込む甲子園でも直球勝負を挑むつもり。大阪出身の難波が、鳥取への野球留学を経て里帰りと共にナニワへ殴り込みをかける。

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2018年7月25日のニュース