【南福岡】沖学園が初出場 4度目の決勝で悲願達成 監督男泣き「勝つたびにチームが一つになれた」

[ 2018年7月25日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念南福岡大会決勝   沖学園1―0九産大九州 ( 2018年7月24日    北九州市民 )

<九産大九州・沖学園>甲子園出場を決め喜びを爆発させる沖学園ナイン(撮影・岡田 丈靖)
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 夏の決勝は4度目。沖学園がついに最後の一歩を進み、春夏通じて初めての甲子園出場を決めた。節目の大会で、初めて2代表になった福岡。北の折尾愛真に続いて南も初出場校に夢の切符が渡った。

 主役は背番号10の斉藤だ。3回に内野ゴロの間に挙げた1点を守る。2安打完封し「ロースコアは分かっていた。体力はある方なので疲労はないし、低めを突けた」と喜んだ。

 昨秋就任の鬼塚佳幸監督は「勝つたびにチームが一つになれた」と男泣きした。神村学園(鹿児島)で副部長として甲子園を経験。3年前に赴任した当初は勝利への思いが希薄だったナインを、試行錯誤して変えてきた。

 「チャレンジャーとして一戦一戦、優勝を目指していく」と斉藤。度胸の据わった大黒柱が快進撃に導く。

 ◆沖学園(南福岡)ゴルフの強豪で、北田瑠衣ら女子プロを多く輩出。

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