【秋田】金足農 11年ぶり!150キロ右腕吉田 全5試合43回646球投げ抜いた

[ 2018年7月25日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念秋田大会決勝   金足農2―0明桜 ( 2018年7月24日    秋田県立 )

<明桜・金足農>4安打完封でチームを甲子園に導いた金足農・吉田(撮影・木村 揚輔)
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 第100回全国高校野球選手権記念大会(8月5日から17日間、甲子園)の地方大会は24日、27大会で73試合が行われ、新たに5代表が決まった。秋田大会は吉田輝星(こうせい)投手(3年)を擁する金足農が11年ぶり6度目の出場を決めた。

(//) 1メートル75の体が大きく見える。金足農の150キロ右腕・吉田が4安打11奪三振で今大会3度目の完封。全5試合43回、646球を一人で投げ抜き「最高でーす!」と絶叫した。57三振を奪い「ここぞという場面では三振を狙ってきた」と笑った。

 雪辱だ。昨夏秋田大会決勝は同じ明桜が相手。5回2/3を5失点で敗れ、同学年の相手エース山口に打ち負かされた。「足元にも及ばなかった。打っても投げても凄い」という存在を追いかけた一年。この日は4打数無安打、3奪三振と完璧に封じた。第1打席で内角に決めた145キロ直球は、山口に「気づいたらミットに球が入っていた」と言わせた。

 金足農OBで92、93年の秋田大会決勝で涙をのんだ父・正樹さん(42、写真)の思いも背負った。「本当に頼もしくなった」と目を細めたスタンドの父。吉田は「父を甲子園に連れて行ってあげたかった。最高の恩返しになったと思う」と言った。

 名前の輝星には「人々の注目を浴びて輝いてほしい」という父の願いがこもる。甲子園で見せる、さらなる輝き。「最低目標は(84年の最高成績に並ぶ)ベスト4。負けないために無失点で抑えていきたい」と闘志を燃やした。 (武田 勇美)

◆金足農(秋田)1928年創立の県立農業高。大相撲の豪風は卒業生。

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