パ・リーグ スペイン語サイトに動画提供へ 中南米出身選手を“逆輸出”

[ 2017年7月17日 09:00 ]

楽天のペゲーロ
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 パ・リーグが楽天・ペゲーロ、ソフトバンク・デスパイネらを中南米に「逆輸出」することが16日、分かった。6球団の合弁事業会社であるパシフィックリーグマーケティング(PLM)が、スペイン語サイト「Beisbol Japones」をパ・リーグTVの公式メディアパートナーと位置づけ、中南米市場の拡大を目的に情報を提供する。

 日本球界に中南米出身選手が増えたことに着目。具体的には同サイトへ「(1)中南米出身選手のプレーを中心としたパ・リーグTVの動画提供(2)スペイン語でのインタビュー企画(3)パ・リーグに関するコラムのスペイン語配信」を予定している。第1弾としてベネズエラ出身の西武・メヒアのインタビュー配信も決定した。

 2万人ほどの現地市場を2年で数十万人に拡大し、最終的にはテレビ放映権の売却で年間数億円の市場を生み出すのが狙いだ。PLMは台湾、韓国などへの放映権売却の実績があり、新たに中南米への進出をはかる。

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2017年7月17日のニュース