【埼玉】本庄東が延長12回で勝利 エース・桐敷は19奪三振の完投

[ 2017年7月17日 19:48 ]

第99回全国高校野球選手権埼玉大会4回戦   本庄東5―4市川口 ( 2017年7月17日    大宮公園 )

<本庄東・市立川口>12回を投げきり、19三振を奪った本庄東・桐敷
Photo By スポニチ

 本庄東が、延長12回の激闘を制し、市川口に5―4で競り勝った。3―3のまま延長に突入。同11回に1点ずつ取り合って4―4となったが、12回表に本庄東が再び勝ち越して逃げ切った。

 本庄東は、桐敷拓馬投手(3年)が12回、203球を投げ切った。田中和彦監督が「10回で桐敷に意思を確認して、(続投を)決めた。13回、14回になっても桐敷でいこうと思っていた。信頼していた」と振り返ったエースは、期待に応えて12回を11安打されながら19奪三振の投球を見せた。「最後の大会なので、志願して投げ続けた。体がボロボロになるまでやろうと思っていた」と桐敷が話した気迫の投球が、勝利を呼び込んだ。

 そのエースを救ったのが、4回の左越え先制ソロ、そして勝負を決めた12回の左越え勝ち越しソロと、2本塁打した4番の主将、小野瀬英晴内野手(3年)だ。決勝打の感触を「完璧だった」と振り返った打のヒーローは「1、2回戦はチームに貢献できていなかった。みんなの応援のおかげで打てた」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2017年7月17日のニュース