【西東京】清宮の高校通算105号はグランドスラム 早実が7回コールド勝ち

[ 2017年7月17日 12:10 ]

<早実・都芦花>7回1死満塁、本塁打を放つ早実・清宮
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 第99回全国高校野球選手権西東京大会は17日、4回戦を行い、ダイワハウススタジアム八王子で都芦花と対戦した早実は、清宮幸太郎内野手(3年)の高校通算105号となる満塁本塁打などで14―0で7回コールド勝ちした。

 先攻の早実は、初回1死一塁で3番・一塁の清宮が右前打でチャンスを広げ、相手投手の暴投で1点を先制。3回戦で鼻を負傷して出場が微妙だった野村大樹(2年)が、フェースガードを装着して4番・捕手で先発し、適時中前打を打って清宮がかえり、2点目を入れた。

 早実は2回に2点を追加してなお1死一塁としたところで、清宮に打順が回り、四球で出塁。野村が2打席連続の適時打を打って2点を追加し、さらに犠飛で1点を加えて、この回、5点を入れた。4回の清宮の第3打席は、1ストライクからの2球目を打って二飛。早実はこの回、雪山幹太(2年)の適時右前打で1点を入れて8―0とした。清宮は5回2死満塁で打順が回ってきたが、二飛に終わり、早実はこの回は無得点だった。

 清宮が覚醒したのは、7回だった。1死満塁で第5打席を迎え、2ボール1ストライクから外よりのボールをたたくと、打球はレフトスタンドに届くグランドスラム。高校通算105号は、7試合連続本塁打、さらに、父・克幸さんに贈るバースデープレゼントにもなった。早実はこの回、6点を取って14―0とリードを広げ、その裏の都芦花の攻撃も0点に抑えてコールド勝ちした。

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