【千葉】Aシードの検見川が接戦制す 日体大出身監督の対決は後輩の勝ち

[ 2017年7月17日 18:25 ]

第99回全国高校野球選手権千葉大会3回戦   検見川3―1安房 ( 2017年7月17日    袖ケ浦市営 )

<検見川・安房>8回を4安打無失点と好投した検見川・広瀬
Photo By スポニチ

 Aシードの検見川が、安房を3―1で破り、4回戦に進出した。先発の広瀬励(3年)が、8回を4安打無失点の好投。初回に挙げた1点を守り、終盤の打線の追加点につなげた。

 「きょうはストレート中心で、厳しいコースに攻めることができました」。酒井光雄監督は「90球を超えて、球が浮いてきた」と8回を終えて交代したが「完封したかったですね」と笑った。その広瀬の好投に応えたのが、8番・遊撃の山本拓也(3年)だった。8回に中前打で出るとけん制悪送球と暴投で生還し、貴重な追加点。9回2死二塁でも左中間に三塁打を放って3点目を生み出した。「ラッキーの連続でした。きょうは運が味方してると思って、強気でいけました」と、同じように笑った。

 接戦を制し、「安房は守りが堅いので、きょうは自慢の攻撃ができなかった」と振り返った酒井監督だが、その安房の守りよりも強敵だったのが、相手の和田聖監督。「大学(日体大)の先輩だったので、やりにくかったです」と、こちらは苦笑いだった。

続きを表示

2017年7月17日のニュース