広島 最短22日にM44点灯 17日先発の野村から一気だ

[ 2017年7月17日 05:30 ]

セ・リーグ   広島―阪神 ( 2017年7月17日    甲子園 )

「カ舞吼ユニホーム」をお披露目した広島の野村(右)と安部
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 広島・野村が17日、8ゲーム差で2位に付ける阪神戦(甲子園)に先発する。最短で22日にマジック「44」が点灯。昨季の球団最速タイの8月24日を大幅に上回りそうだが、そんな後半戦の先陣を右腕が切る。この日はマツダスタジアムで行われた全体練習に参加。キャッチボールなどで調整した。

 「(初戦を任され)意気に感じる。いいスタートを切れるように頑張りたい」。今季はここまで5勝3敗、防御率2・55。初戦に抜てきした緒方監督からの「後半戦では、投手陣は実績あるジョンソンと野村が中心となり引っ張ってほしい」という期待に応えたい。

 阪神戦は今季初登板で、甲子園は15年7月14日以来2年ぶり。同球場では13年8月30日以来、白星から遠ざかるが「どこで投げても対応できる」と不安はない。

 7回1失点だった前回7月10日のDeNA戦で今季一番の手応えを感じ取った。「やっと自分の中でしっくり来る投球ができた」。真夏の戦線で、さらなる上昇カーブを描く。(柳澤 元紀)

 ≪最短22日に「M44」点灯≫広島は最短で22日に優勝へのマジックナンバーが点灯する。条件は阪神の5連敗が必須で、DeNAが引き分けを除けば5試合中2敗以上で、広島の5連勝もしくは中日に1勝1分けの4勝1分けで「M44」が出る。7月22日の初点灯は80年と昨季の8月24日を約1カ月上回るチーム最速になる。

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2017年7月17日のニュース