楽天・安楽“3度目の正直”で今季初勝利「ここから流れに乗りたい」

[ 2017年6月30日 21:56 ]

パ・リーグ   楽天4―3ソフトバンク ( 2017年6月30日    Kobo宮城 )

5回2死一塁、松田を三振に打ち取り吠える安楽
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 今季3度目の登板で待望の今季初勝利を挙げた楽天・安楽は「ヒーローと呼べる投球ではなかったけど、勝ててよかった」と胸をなでおろした。

 終始ボール球が先行し、5回まで毎回走者を背負う苦しい投球。それでも5回3失点にまとめ、「(捕手の)嶋さんのミット目掛けて、バックを信じて腕を振って投げた。何とか少ない点数で後ろにつなごうという気持ちで投げていた」と振り返った。

 今年はオープン戦から好調も、開幕直前に右大腿二頭筋損傷で出遅れた。14日のヤクルト戦でようやく今季初先発も黒星、23日の日本ハム戦でも黒星と2連敗を喫していた。

 「ケガがあったり、いい投球ができなかたり、正直苦しいシーズンの始まりだった。1勝をつかみ取ることができたので、ここから流れに乗っていきたい」。

 ソフトバンクとの首位攻防戦の初戦を制し、ゲーム差を1・5に広げた。安楽は「明日からは、美馬さん、岸さんが投げるので負けることはないと思います!」とファンへ3連勝を約束していた。

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2017年6月30日のニュース