カーショーという男 現代野球最強の左腕 圧巻の防御率

[ 2017年6月30日 10:35 ]

08年から11年までドジャースでともに戦ったカーショー(左)と黒田
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 ドジャース・カーショーを現代野球最強の左腕と言い切って間違いない。10年以降に挙げた124勝は、シャーザー(ナショナルズ)の125勝に次ぐ2位。圧巻は防御率で、この間2・20は投球回1000回以上の投手で断トツ。2位クエト(ジャイアンツ)の2・95を大きく引き離し、前述のシャーザーは3・23だ。

 2日のブルワーズ戦では通算2000奪三振を記録。277試合目の到達は、通算303勝のランディ・ジョンソン氏の262試合に次ぎ、史上2番目の速さだった。

 勝率・717、被打率・201、クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)182回もトップだ。

 ◆クレイトン・カーショー 1988年3月19日、テキサス州生まれの29歳。06年ドラフト1巡目(全体7番目)指名でドジャース入りし、08年にメジャーデビュー。11、13、14年とサイ・ヤング賞を3度受賞。14年にノーヒットノーラン達成。人格者としても知られ、12年に社会福祉に貢献した選手に贈られるロベルト・クレメンテ賞を受賞した。1メートル93、103キロ。左投げ左打ち。

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