糸井、福留の不振響き…金本監督「苦しい」20イニング連続無得点

[ 2017年6月30日 05:55 ]

セ・リーグ   阪神0―2中日 ( 2017年6月29日    ナゴヤドーム )

<中・神>うつむいて球場から引き揚げる金本監督
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 本塁が果てしなく遠かった。15年以来2年ぶりとなった2戦連続の零敗で今季初の同一カード3連敗。坂井オーナーも見守る中、金本阪神ワーストに並ぶ7連敗を喫した。敗因は20イニング連続無得点の打線だ。散発4安打に封じられては金本監督も打つ手がなかった。

 「そうですね。見ての通りです。それ(個々の状態を上げること)が一番でしょう。得点圏に行った時に、どうするかだから。(6回の)トリなんか、いい当たりをしてくれたけど。紙一重だと思う。正面に行ってね…」

 打線に大きくテコを入れ、臨んだ一戦だった。大野対策として、右の俊介を3年ぶりに1番で先発起用。休養を与えた福留の代役には中谷を今季2度目の4番に抜てきし、5番には今季初めて鳥谷を入れた。そして6番一塁にはドラフト1位の大山。上位打線を大きく組み替え、心機一転を図った。だが不振を打開できない。

 あと一本が出なかった。2、3、6、8回に得点圏までは走者を進めながら、その状況で9打席連続無安打。得点圏では40打席連続で安打がない。42イニングに渡って適時打が出ず、実に4試合以上も「あと一本」が出ていない状況だ。

 特に主軸と期待する糸井、福留が不振が大きく響き、「もちろん苦しい。見ての通り」とうなずいた。「苦しいけど、今のメンバーしかいないんだから。投手はこの3日間ずっと試合をつくってくれている。野手は本当いつか(借りを)返してあげないと。(投手から野手に)貸しができているから」。語気を強めて発奮を促した。

 過去5度のリーグ優勝を振り返れば、最大連敗は「6」まで。7連敗を経験して優勝した年はない。首位の広島からも6・5差。阪神として過去最大の逆転優勝だった1964年と同じラインまで後退した。苦境には違いない。ただ、シーズンはまだ半分以上も残っている。球団史も「超変革」すればいいだけだ。(惟任 貴信)

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