藤浪、侍モード!現状当落線上も本戦出場へ猛アピールだ

[ 2016年11月6日 06:43 ]

横山(右)と談笑する藤浪

 侍ジャパンの強化試合(10日~13日、東京ドーム、対メキシコ、対オランダ)の出場メンバーに選出されている阪神・藤浪晋太郎投手(22)が5日、安芸キャンプを打ち上げ、6日に侍の全体練習に参加する。来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場を目指し、猛アピールを誓った。

 持てる力を出し切る準備は整った。キャンプ地・安芸を離れる藤浪の表情は、一段と引き締まっていた。

 「しっかり調整、トレーニングもできたと思う。(キャンプ)期間は短かったですけど、良い練習ができたと思う」

 先月29日にキャンプインしてから、期間にしてわずか7日間でも、中身の濃い1週間を送ることができた。投球においては、14年11月に出場した日米野球以来となるWBC球への対応に時間を割いた。NPB球に比べて滑りやすく変化球の曲がりも大きくなるため、4度のブルペン投球で指先の感覚を確かめた。

 「(ボールへの対応は)だいたいですね。滑る感覚は日によって違うのはあるけど、ある程度、こんな感じかなというのはつかめたと思う」

 持ち球であるツーシームが、WBC球では通常より大きく曲がることが分かり、屈強な外国人打者をなで斬る新たな武器も手に入れた。制球が難しいこともあり、捕手の梅野からは「無理にコースを狙うんじゃなく(ツーシームに関しては)ストライクゾーンを狙えばいい」と助言も受けた。

 1日には、実戦勘を養うために紅白戦形式のケース打撃に先発。けん制悪送球や暴投とミスも絡んで2回2安打4失点と結果は奮わなくとも、直球の最速は149キロをマークするなど収穫を強調した。

 「(実戦は)1試合だけなんで何とも言えないですけど、しっかりできたと思うので、それ(実戦勘を養うこと)に関しては良かったと思う」

 WBCのメンバー選出へ、過去3大会とも13だった投手枠には現状、当落線上にいる藤浪は結果にこだわる必要がある。失敗の許されないマウンドへ言葉には力がこもる。

 「(意識するのは)持っているものを出し切ることかなと。(来年3月の)本番の試合に出られるように頑張りたい。しっかりアピールできるように頑張りたい」

 世界一を目指す戦いが早くも始まろうとしている。(遠藤 礼)

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