巨人“もう一人”の橋本の挑戦 秋季キャンプでプロの厳しさ実感

[ 2016年11月6日 11:00 ]

<巨人秋季キャンプ>ブルペンで投げ込む橋本篤 

 巨人には「到」のほかにもう一人、橋本がいる。昨秋の育成ドラフト6位で、チーム唯一の高卒育成ルーキーとして入団した橋本篤郎(18)だ。背番号「020」ながら、5日にスタートした宮崎秋季キャンプに抜てき。初日からブルペン入りし、82球を投げ込んだ。

 「年齢とか育成とかは関係なく、アピールしていきたい。(初日は)自分の想像以上にハードでした」。午前10時にウオーミングアップを開始すると守備、打撃練習。ランチを挟んで投球練習に、走り込みと濃密な7時間を振り返った。太陽が沈みかけた午後5時過ぎ、バスに乗り込みながら「プロの野球というか厳しさを感じました」と言い、表情に充実感をにじませた。

 最速144キロの直球に、大きく縦に曲がるカーブが武器。今季は1月の新人合同自主トレで左肘痛を発症して出遅れたが、9月6日にフューチャーズの一員として西武戦(西武第二)でプロ初先発し、2回1安打1失点だった。来季は2軍でのローテーション入りを狙う。この日のブルペンでは「スピードより球の質。コントロールを求めている」と1球1球を丁寧に投げ込んだ。

 今秋は「スライダー」に取り組む。これまでも投じてきた球種だが、直球、カーブに比べると割合は少なかった。「この秋でさらによくしたい。勝負どころで投げることができれば」と言う。今キャンプは育成選手が昨秋の1人から9人に増加するなど若手が中心。高橋監督が「来春1軍キャンプ切符」を争奪する場に位置づけた宮崎で、飛躍を期待したい。(記者コラム・神田 佑)

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