黒田からファンの皆さんへ「ボクの方こそ気力を与えていただいた」

[ 2016年11月6日 05:53 ]

広島優勝パレード

チームメイトから胴上げされ、笑顔がこぼれる黒田

 【黒田に聞く】

 ――優勝パレードを終えた今の気持ちは。

 「朝からたくさんのファンに来ていただき、皆さんの笑顔や涙を見せてもらって、ボク自身が感動させてもらった。ありがとうございました」

 ――ファンからの感謝の声がすごく多かった。

 「ボクの方こそ皆さんに背中を押してもらい、暑い夏も苦しい時も、マウンドに上がる気力を与えていただいた。“こちらこそありがとう”という気持ちです」

 ――現役を引退する今の気持ちを、改めて聞かせてもらいたい。

 「正直、これで野球を離れられるという、ホッとした気持ち。これからシーズンオフに入って、少しずつ寂しさが出てくると思います」

 ――日米通算200勝を達成し、リーグ優勝も果たした。今季はどんな1年間だったか。

 「20年間やってきて、まさかこんな形でユニホームを脱げるとは思っていなかったので、監督やコーチ、一緒に戦ってきた仲間、トレーナーの皆さん、裏方の皆さんに感謝したい。カープファンの皆さんにも、言葉に言い表せないくらい感謝の気持ちでいっぱいです」

 ――優勝の胴上げでは涙を流した。あの時は。

 「多分、泣いてはいないと思いますけどね(笑い)。ただ、いろいろな思いがこみ上げてきて、何とも言えない気持ちになりました」

 ――振り返ると、どんな20年間だったか。

 「一言で言うと、苦しい20年間でした。ただ苦しいことを乗り越えて、今日このように皆さんの前でパレードし、しゃべらせていただける。苦しいことを我慢してよかったなと思います」

 ――カープのユニホームを着る時間は少なくなった。改めて、着ている気持ちを教えてほしい。

 「アメリカに渡った時には、マツダスタジアムのマウンドに立てるとは思っていなかったので、不思議な気持ちです。ただ、このマウンドに立たせてもらえたのは球団関係者や、ファンの皆さんのおかげ。本当にありがとうございます」

 ――カープの後輩たちにメッセージを。

 「いいチームで2年間野球をやらせてもらい、いい雰囲気をつくってもらった。本当にありがとうという気持ちです」

 ――ファンの皆様に、最後の挨拶を。

 「20年間、何とか野球を続けることができました。そして最後に世界一のカープファンの前でユニホームを脱ぐことができます。本当に最高の引き際だなと思います。20年間、ありがとうございました」

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