明徳義塾に“勝利の童” 佐藤部長の長男、誕生以来7年連続夏出場

[ 2016年8月17日 08:29 ]

<嘉手納・明徳義塾>6回無死、中越えに満塁本塁打を放ってガッツポーズを決める明徳義塾・西浦

第98回全国高校野球選手権大会第10日 3回戦 明徳義塾13―5嘉手納

(8月16日 甲子園)
 明徳義塾が西浦颯大内野手(2年)の満塁ホームランなどで嘉手納に13―5で快勝し、3年ぶりに8強を決めた。同校が甲子園で沖縄勢に勝つのは4度目の対戦で初めてだ。
 
 鬼門の沖縄勢を突き放す一発を放ったのが西浦。6回無死満塁で右中間スタンドに運んだ。満塁アーチは、自身高校初だ。

 メンバーで唯一の熊本県出身。試合前から「被災地に元気を与えられたら」と誓っていた。実家は八代。被害は幸いなかったが、故郷を襲った災害を忘れたことはない」。

 もちろん、高知にも活躍を誓った人がいる。佐藤洋部長の長男、勇翔(ゆうと)くんだ。寮の敷地内に部長の宿舎もあり、チームのマスコット的存在。佐藤部長は「ゆうしょう、という気持ちをこめて」勇と翔の字を組み合わせた。

 もうじき7歳になる勇翔くんの誕生以来、明徳義塾は7年連続で夏の甲子園に出場。いわば勝利の女神ならぬ、勝利の童。西浦は勇翔くんに「ホームラン打ってくるよ」と予告して甲子園入りし、見事に約束を果たした。試合巧者で知られる名門に現れたスラッガー。2002年以来の優勝も現実味を帯びてきた。

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