西武・秋山 野武士魂10号 天国の豊田氏と同じ2番で奮闘

[ 2016年8月17日 05:30 ]

<ソ・西>9回無死、ソロを放ち、佐藤友コーチ(左)に出迎えられる秋山

パ・リーグ 西武6―4ソフトバンク

(8月16日 ヤフオクD)
 ライオンズの2番打者が、偉大な先輩にバットで哀悼の意を表した。1点差に迫られた直後の9回。秋山が左越えに10号ソロを放ち、勝負を決めた。

 西武の前身、西鉄の黄金時代を支えた豊田泰光氏(享年81)が14日に死去。西鉄が本拠を置いた福岡で全員が左肩に喪章をつけてプレーし、秋山は2安打1四球2打点で勝利に貢献した。

 豊田氏は強打の2番打者として名をとどろかせた。今季途中から2番で起用されている秋山は「当時の西鉄は2番が打って、つなぐチームだったと聞いたことがある。野武士軍団ですよね」。4回は先頭で四球を選び、一挙4得点の逆転をお膳立て。6回にも左前に適時打を放った。

 今の現役選手は西鉄を知らない世代だが、「僕たちがライオンズを受け継いでやらせてもらっている」と秋山。田辺監督も「試合中に豊田さんに“簡単には勝てないぞ”と言われた気がした。勝ちを届けられてよかった」と話した。「野武士」の魂を体現した1勝で、最下位から抜け出した。 (重光 晋太郎)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2016年8月17日のニュース