金本阪神 天敵ジョンソンに6連敗 先発右打者7人も…

[ 2016年8月17日 05:30 ]

<神・広>3回2死、空振り三振に倒れた北條(右)とベンチで腕を組む金本監督

セ・リーグ 阪神0―5広島

(8月16日 京セラD)
 阪神は16日の広島戦(京セラドーム)で、今季8度目の零封負けを喫した。難敵左腕ジョンソン攻略を狙い、右打者7人を並べた打線が機能せず、同戦の零封負けはチーム別で最多の3度目、対戦成績は6勝16敗の借金10と屈辱にまみれた。クライマックスシリーズ進出圏内の3位・DeNAを3・5差で追う4位の猛虎がへこたれるわけにはいかない。17日こそ、広島にやり返し、上位進出のきっかけとしたい。

 手玉に取られた。苦手としている相手先発ジョンソン攻略へ、4番の福留以外は野手7人が右打者という打線を組んだが不発。難敵左腕の前に7回まで散発2安打に封じられ、今季8度目の零封負け。チーム別では最多3度が広島戦という屈辱にまみれた。金本監督は手も足も出せなかった打線に対し語気を強めた。

 「完璧にやられたよね。カットボールが良いようには見えたけど。真っすぐもそこそこ走っていたし。(ジョンソン攻略へ工夫?)同じことよ」

 最大の局面が3点を追う5回だった。先頭のゴメスが高めカットボールを左前にはじき返し、この日初めて先頭打者が出塁。反撃機運が高まる中で「ジョンソン撃ち」を託されたメンバーが好機をいかせない。前回、左腕から3安打するなど期待された狩野は投ゴロに倒れ、走者が入れ替わる形で1死一塁。新井は空振り三振に倒れ、坂本が四球を選んで二塁まで走者を進めたが、先発能見を見切って送り出した代打・原口が痛恨の二ゴロ。最悪の形でスコアボードに「0」を並べた。

 前回9日の対戦(マツダ)では右打者6人をそろえ、6回9安打で3点を奪った。8度目の対戦で初めて3点以上を奪い、攻略の糸口をつかみかけていた。さらに攻勢をかけたい試合で三塁すら踏めなかった。任された使命を果たせなかった狩野は「僕はレギュラーじゃないから結果を出さないといけない」と絞り出すのが、やっとだった。

 これでジョンソンには9試合で6勝を献上。京セラドームでの連勝は5でストップした。今季の広島戦は6勝16敗、借金10に膨らんだ。上位進出をかけた最大のヤマ場の初戦でつまづき、CS圏内の3位・DeNAとの差は3・5差に開いた。正念場を迎え、指揮官は「気持ちというか。そこがね。やり返すという気持ちとか、絶対に勝つという気とか。そこからだから始まりは。それを、どうプレーに出すかだからね」。このままでは終われない。17日こそ、やり返し、浮上の足がかりとする。 (湯澤 涼)

 ≪夏の長期ロード京セラD12連勝でストップ≫阪神は今季8度目の零敗。広島戦は3度目で複数回はこのカードのみ。京セラドームでは開幕戦の3月25日、中日戦以来6試合ぶりの黒星。夏の長期ロードに限れば、14年8月19日の中日戦から続いていた連勝が12でストップした。

 ≪残り3試合も全敗ならワーストタイに≫天敵のジョンソンには昨季から通算で無傷の6勝目を献上。先発で登板した試合は昨季5月9日から7連敗。7回を2安打無得点は全9度の対戦で最も内容が悪い。これで広島戦は6勝16敗となり今季初の借金10。残り3試合も全敗ならワーストの01年借金13(7勝20敗1分け)に並ぶ。

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