さらば虎…新井「もう一回競争できる環境に身を置きたかった」

[ 2014年11月5日 05:30 ]

阪神から自由契約となった新井

 阪神の新井貴浩内野手(37)が4日、3年契約最終年の今季限りで退団することが決まった。球団からは今季年俸2億円から、野球協約で定められた減額制限(年俸1億円超の場合は40%)を超える1億3000万円減となる年俸7000万円の条件提示を受けており、この日、西宮市内の球団事務所を訪れ、自由契約を申し入れ了承された。

 「最後に、もう一回競争できる環境に身を置きたかった。いろいろ悩んだ。残り少ない野球人生。(退団すれば)さまざまな面で間違いなく過酷になる。ただ最後にそういう所に身を置こうというのが素直な気持ち」

 スーツ姿で野球人生をかけた決断の理由を説明。ただ、大減俸にも「十分過ぎる。納得しているし、ありがとうございますという気持ち。自由契約を選べば、間違いなく(阪神より)下がるのはわかっている」と球団側には感謝の気持ちを伝えたという。

 今季はゴメスが加入した影響もあり出場機会が激減。94試合で打率・244、3本塁打、31打点に止まった。来季も代打要員となることは確実なだけに、タテジマに別れを告げ、出場機会を求めて他球団に移籍する道を選んだ。南信男球団社長も「今までかなりの年俸だった。控えにそこまで出せないとなったが、金額より出場機会なんじゃないかな」と話した。

 「球団、ファンの方には感謝の気持ちしかない。自由契約の選手。(今後は)待つ身になる」

 すでに古巣の広島など複数球団が興味を示している。今後は12球団合同トライアウトは受けず、自由契約選手の交渉解禁となる9日以降に他球団からのオファーを待つ。07年オフのFA移籍から7年。猛虎の4番にも座った男が野球人生をかけ、いばらの道に進む。

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