マドン新監督「来年のプレーオフ進出を」 2年連続最下位からぶち上げた

[ 2014年11月5日 05:30 ]

就任会見に臨むマドン新監督(AP)

 本拠地シカゴで会見に臨んだカブスのマドン新監督は、トレードマークの黒縁眼鏡の奥から鋭い視線で言い放った。

 「聞いてくれ!私は来年のプレーオフ進出を見据えている」。セオ・エプスタイン編成本部長も「彼らしくやってくれれば、勝てる」と全幅の信頼を寄せた。

 チームは2年連続最下位で、5年連続負け越し中。万年最下位だったレイズを9年間で4度のプレーオフ進出に導いたマドン監督の退団が決まると、すぐに球団幹部が連絡を取った。監督としては破格の5年総額2500万ドル(約28億5000万円)で招へいし、今季から3年契約を結んでいたリック・レンテリア監督を1年で解任した。1908年を最後に106年間、世界一から遠ざかるが、「有能な選手がそろっている。素晴らしい挑戦だ」と新指揮官。全米中がその手腕に注目することになる。

続きを表示

2014年11月5日のニュース