DeNA白崎 開眼!内川そっくり打法 師匠の前で2戦連発

[ 2014年3月10日 05:30 ]

<D・ソ>6回2死一、二塁、白崎(右から2人目)は3ランを放ちナインに迎えられる

オープン戦 DeNA3―3ソフトバンク

(3月9日 横浜)
 師匠に成長した姿を見せた。6回2死一、二塁。DeNA・白崎の打球は、横浜スタジアムの左翼席上段に突き刺さった。2戦連発となる3ラン。「野球人生イチ(の打球)でした。結果を見ればアピールになった。このまま続けていきたい」と穏やかに笑った。既に途中交代していた師匠は、三塁側ベンチでその打球の行方を見ていた。

 大型遊撃手としてドラフト1位で入団したが、昨季は47試合で、打率・212、0本塁打。今年1月、ソフトバンク・内川に直訴して約2週間、宮崎市内の合同自主トレに参加した。「内川さんは理想の打者。風呂でも質問して、後でメモしていた。生かさないといけない」。目の色が変わった。ベース板の前に立ち、スイングを修正した。

 構えは師匠にそっくりだ。体の前でバットを構え、そのまま引いてトップをつくる「内川打法」。投手の始動に合わせるのではなく、トップの位置を決めて待つことで変化球にも対応できる。上半身の力が弱い白崎は、最初は差し込まれる打球が目立った。そこで春季キャンプに参加したWBC韓国代表のネクセン・姜正浩(カン・ジョンホ)のタイミングの取り方を参考にし、バットをわずかに前に動かし、反動をつけてからトップの位置をつくることで飛距離が格段に伸びた。試合後、内川は「マネの中に自分のものを確立して感覚をつかんでほしい。あいつの方が力がある。力の使い方をどうするかの問題」と話した。

 オープン戦は9打数無安打でスタートしたが、7日のソフトバンク戦(横浜)から3試合連続長打と開眼。駒大の後輩の連日の活躍に、中畑監督も「格好よかったね。安定感で言えば(遊撃手の定位置は)山崎がリードしているが、安心感を与えない本塁打になったと思う」と目を細めた。

 「毎試合こういう打ち方ができれば」と白崎。内川に恩返しするためにも、遊撃手の定位置獲りへオープン戦の毎打席が真剣勝負だ。

 ≪白崎 浩之(しらさき・ひろゆき)≫

 ☆生まれ 1990年(平2)8月20日、北海道岩見沢市生まれの23歳。

 ☆サイズ&投打 1メートル83、86キロ。右投げ右打ち。

 ☆球歴 岩見沢第一小で野球を始め、中学では岩見沢シニアで投手兼遊撃手。埼玉栄では県大会ベスト8が最高。駒大では4年春に打率・395で首位打者、ベストナインを受賞。1部リーグ通算成績は45試合出場、打率・287、2本塁打。

 ☆ニックネーム ヒロ。俳優・速水もこみち似のルックスで、中畑監督が「ハマのもこみち」と命名したが、浸透せず。昨秋キャンプのノックで「こんなスタミナがないのが、どこの大学だ!」と指揮官に聞かれ、「はぁ、はぁ…おまざわ(駒沢)大学です…」と答えたことから「おまざわ」と呼ばれることも。

 ☆好きな女性のタイプ 優しい人。女優の戸田恵梨香がタイプ。

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