順調すぎる藤浪 圧巻3者連続K!早くも150キロ出た

[ 2014年2月21日 05:30 ]

3者連続三振を含む2回無失点4Kと好投した藤浪

阪神紅白戦 紅組10―3白組

(2月20日 宜野座)
 いきなり大台を突破した。藤浪が自身初実戦となる紅白戦の3回から紅組2番手としてマウンドに上がり、2回2安打無失点。3回無死一、二塁のピンチで圧巻の3者連続三振を奪うなど4Kと貫禄を示し、直球はこの時期にして早くも150キロを叩き出した。

 「打者との感覚をつかみたかったのが一番。打者相手に、しっかりと腕を振ることができるかを確認したかった」

 目いっぱい腕を振って投じるボールは、抜群の球威を伴っていた。特に4回、先頭の4番・新井に対する投球が圧巻だった。148キロ、145キロの2球で追い込むと、最後も直球で勝負を挑む。結果的には右前に運ばれたが、球速はこの日最速となる150キロをマーク。本人は「スピードにこだわりはない」と意に介さなかったが、打った当の新井は「いや~速い。初球なんかアウトローに最高の球だった」と手放しで褒め称えたほどだ。

 「泣きどころ」克服も順調だ。3回は柴田に四球、黒瀬に右前打を浴びピンチを招いた。次打者は緒方。昨季、被打率・283と苦手にした「左」を打席に迎えた投球で、進化の跡を示した。

 「ピンチだったので、狙いに行きました。狙ったところにボールが行ったわけではないですが、結果として狙って三振を奪えたのはよかった」

 追い込むと膝元に食い込む136キロカットボールで空振り三振。続く俊介も外への149キロ直球で空振り三振を奪うと、今成にはカットボールで内角をえぐってカウントを稼ぎ、最後は外角直球で空振り三振に仕留めた。4回1死一塁では、西田を内角カットボールで遊ゴロ併殺に打ち取った。内角を効果的に駆使し「狙って」左打者を攻略。昨秋キャンプから取り組むインステップ矯正も奏功し、苦手意識を払拭しつつある。

 「自己流」を許された2年目キャンプでもブルペン投球、フリー打撃登板、実戦登板と順調にステップを踏んでいる。視察した巨人・森中聖雄スコアラーも「そりゃあ成長しているでしょう」と警戒感を強めた。現時点で、10勝を挙げた昨季以上の出来となれば…。期待は膨らむばかりだ。

 ▼阪神・今成(藤浪について)速いですよ。左打席でも怖いぐらい。あれだけ腕を振られたら、嫌ですね。

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