イチロー&松井氏、ユニホームで初共演 ヤ軍全体キャンプスタート

[ 2014年2月21日 05:35 ]

全体でのキャンプ初日を迎えたイチローらヤンキースナイン

 ヤンキースは20日(日本時間21日未明)、野手組が合流し、全体キャンプが始まった。イチロー外野手(40)がメジャー14年目のシーズンをスタートさせ、OBの松井秀喜氏(39)も臨時コーチとして合流。立場は違うが、同じヤ軍のユニホーム姿で、初めて本格的な「共演」を果たした。ひと足先にキャンプインしていた田中将大投手(25)とともに対面し、役者がそろい踏みした。

 ヤンキースのユニホーム姿の2人が、初めて同じグラウンドに立った。野手組のキャンプ初日。全体ミーティングを終え、まずはイチローが午前11時12分に姿を見せた。5分後の同17分、松井氏がグラブとノックバットを手に登場すると、ファンからは「マトゥイー!」の歓声が上がった。

 「ヤンキースのイチロー」と「ヤンキースの松井」のコラボは、ヤンキースタジアムで松井氏の引退セレモニーが行われた昨年7月28日のレイズ戦以来となる。しかし、この時は松井氏の始球式やナインとの写真撮影の間、イチローはベンチ裏でウオーミングアップに専念。試合前のルーティンを行っていたため、グラウンド上での共演はなく、2ショットはベンチの中での一瞬だけだった。

 ゴジラがタンパに帰ってきたのは、ヤンキース最終年の09年以来、5年ぶり。ヤ軍のキャンプには毎年、大物OBが臨時コーチとして参加する。松井氏はその一人として招待され、約2週間程度滞在する予定だ。この日は集合時間よりも2時間ほど早い午前7時45分に球場入り。田中の加入で日米の報道陣が大挙して押し寄せていることについて「(自身の1年目の)03年のことを思い出すね」と懐かしそうに振り返った。グラウンドでは今季限りで引退する同い年で親友のジーターと言葉を交わした。

 イチローにとっては、これまでにない試練のシーズンが始まる。昨季はいずれも自己ワーストの打率・262、136安打に終わった。ヤ軍はオフに中堅手エルズベリー、右翼手ベルトランを大型契約で獲得。左翼にはガードナーが入る構想で、現状では定位置が与えられていない。

 それでも、イチローを取り巻く空気に悲そう感はない。前日は米メディアの取材に「自分の居場所を見つけなければならない。現時点で自分の仕事は健康でいい状態でいることだ」と語った。松井氏がワールドシリーズでMVPを獲得した09年以来の世界一を目指すヤ軍。2人の「運命の糸」はタンパで交錯した。

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