ジーター涙なき引退表明会見…次は結婚?「家族持ちたい」

[ 2014年2月21日 05:30 ]

今季限りでの引退を表明し、会見するジーター

 今季限りでの引退を表明していたヤンキースのデレク・ジーター内野手(39)が19日(日本時間20日)、記者会見を行った。自身のフェイスブックで引退を表明したのは、1週間前の12日。それ以来、初めて報道陣の前で口を開いた。

 「時期が来たと思った。私は20年間ヤンキース一筋でプレーしてきた。十分長くやったと思う。次は人生で野球以外のことを楽しみにしている」。チームメート、ハル・スタインブレナー共同オーナーら球団首脳も見守る中、25分間の会見で、26の質問に笑みを交えながら答えた。

 キャンプイン前日に会見を開いたのは、ラストシーズンに集中するため。昨季は相次ぐケガで出場17試合にとどまった。「“いつまで現役を続けるのか”とかそういう質問は聞きたくなかった」。自身の去就に話題が集まるのはチームに悪影響を与えると考えた。

 「最も印象に残っている場面は?」との質問には「泣かそうとしているのかい?」と笑った。そして続けた。「私にも感情はある。でも、その感情をずっと隠そうとしてきたと思う。それがニューヨークでやっていくやり方だと思ったから」。03年6月、7年間不在だったヤ軍のキャプテンに11代目として就任。チームが勝てない時はメディアの批判を矢面に受け、常に冷静な言動でチームを引っ張ってきた。

 第二の人生はまだ決まっていない。独身貴族を謳歌(おうか)してきた39歳は「家族を持ちたい」とも言った。慈善活動も続けていく考えで、ビジネスにも興味がある。

 会見が始まって12分後。突然、質問を遮ったジーターがチームメートの方を指さし、ジョー・ジラルディ監督に言った。「ジョー、練習したいなら、彼らを無理にここにいさせないでくれ」。しかし、席を動く選手は一人もいない。全員がキャプテンの言葉を最後まで胸に刻んでいた。

 ▼ジョー・ジラルディ監督(会見の途中で練習に行っていいと促したことに)デレクはそういう男。彼はみんなの邪魔になりたくなかった。常にチームのことを考えている。

 ≪ジーター栄光の軌跡≫

 ☆世界一5度 96年、98~00年、09年。00年はワールドシリーズMVPに輝く。03年から主将を務め、ポストシーズンには16度出場。

 ☆CORE4 黄金時代を支えたジーター、リベラ、ポサダ、ペティットの生え抜き4人を「コア(核)」として名付けられた。ジーターは4人中、最後の現役選手。

 ☆PS男 ポストシーズン通算打撃成績の18項目中、158試合出場、200安打、111得点など10項目で歴代1位。「キャプテン・クラッチ(勝負強い主将)」の異名を持つ。

 ☆個人タイトル 新人王(96年)、最多安打(99、12年)。球宴選出13度。ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞は各5度。00年は史上初の球宴とワールドシリーズMVPのダブル受賞。

 ☆華麗な女性遍歴 女優ミンカ・ケリー、スカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・アルバ、歌手マライア・キャリー、モデルのハンナ・デービスらと交際が報じられた。

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