アジャ4戦3発!あるぞ開幕中軸 伊東監督「使うなら5番か6番」

[ 2014年2月21日 05:30 ]

<日・ロ>4回無死、ソロ本塁打を放つロッテ・井上

練習試合 ロッテ5―4日本ハム

(2月20日 名護)
 痛烈な弾丸ライナーがそのまま右中間フェンスを越えていった。4回。「アジャ井上」こと、ロッテのドラフト5位・井上(日本生命)が、日本ハム・増井の142キロ直球を芯で完璧に捉えた。

 「真ん中に入ってきたので、思い切り振った。あんな打球が飛んでほしかったので、本塁打になってうれしかった」

 得意とする逆方向への一発で勢いに乗った115キロの巨漢スラッガーは、5回1死三塁では中犠飛。さらに7回には斎藤から左前打を放ち、2安打2打点。「練習で取り組んできたことが試合で出せた。きょうはうまくいった」と満足そうに振り返った。

 明るい性格で「1年目から本塁打王を獲りたい」と普段はビッグマウスだが、自分には厳しい。ここまで実戦4試合で15打数10安打6打点3本塁打。だが、初の対外試合となった16日のオリックスとのオープン戦(石垣島)では3安打を放ちながら、7回2死二、三塁の最終打席で見逃し三振。打点0に終わった。「3本打ったことより、最後の打席が悔しかった。チャンスで1本打たないと」。次こそは打点を挙げると心に誓って臨んだ一戦だった。

 貴重な長距離砲だけに、今後の活躍次第では開幕スタメンどころか、開幕戦でのクリーンアップまで見えてきた。伊東監督は「右中間に突き刺さる打球は凄かった。このままやってくれれば、シーズンで使うなら5番か6番」と開幕後の打順にまで言及した。

 ロッテの新人野手で開幕戦でクリーンアップを務めたのは、65年の井石礼司以来、出ていない。規格外の怪物ルーキーは、49年ぶりの快挙に向け、アピールを続ける。

 ▼日本ハム・増井 (注目選手なので)きょうは直球勝負をしようと決めていた。それにしても凄い打球だった。まるで(現オリックスの)ペーニャみたいだった。

 ▼侍ジャパン・小久保監督 ホームラン打者としての打球の角度を持っている。これは教えてできるものではない。

 ≪なるか球団49年ぶり≫ロッテの新人野手が開幕戦に先発出場すれば、10年荻野貴(2番中堅)以来4年ぶり。また、クリーンアップで出場したのは65年井石まで4人しかおらず、井上が座ればチーム49年ぶりになる。この中で戸倉は球団創設1年目(当時毎日)の50年3月11日西鉄戦で4番、右翼手として先発出場。初回の第1打席でパ・リーグ1号となるプロ初打席本塁打をマークした。なお、チームで新人の開幕戦アーチは戸倉と97年清水将海(9番、捕手)の2本記録されている。

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