阿部 救われた~ 初回得点機に二塁踏まず帰塁ミス

[ 2013年8月30日 06:00 ]

<巨・神>初回1死一、二塁、村田の左飛で二塁ベースを踏まずに帰塁した阿部はアピールプレーでアウトに

セ・リーグ 巨人3-2阪神

(8月29日 東京D)
 珍プレーは初回に起きた。1死一、二塁で巨人・村田が左翼に大飛球を放った。これを左翼のマートンがフェンス際で好捕。2人の走者は慌てて帰塁したが、阪神側は二塁ベースを回っていた一塁走者の阿部がベースを踏まずに帰塁したとアピール。

 結局、アピールが認められ阿部はアウトに。巨人は絶好の先制機を逃した。阿部は「オーバーランしちゃいました。まさか(飛球を)取られると思わなかったので、ビックリしちゃった。僕のミスです」と猛省した。

 同様の走塁ミスは、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督も現役時代に犯している。60年6月25日の広島戦で、一塁走者だった長嶋は国松の左飛で二塁を大きくオーバーラン。慌てて戻る際に二塁を踏まずマウンドを横切るように一塁へ直行した。さらに64年5月21日の中日戦、68年5月16日の大洋戦でも同様のミスを犯し、通算3度も「三角ベース」を記録している。

 一塁ベンチを飛び出して審判の元へ駆け寄り、問題のプレーの説明を求めた原監督は「(二塁)ベースを踏まずにファーストに戻った。従ってアウトだ、と。自信を持った(二塁)塁審のジャッジだった」。試合後は努めて冷静に振り返った。長野のサヨナラ本塁打で白星を拾ったが、仮に負けていれば後味の悪いミスとなっただけに、逆転勝ちで主砲は救われた形となった。

 ≪逆走時も触塁必要≫野球規則の7・02には「走者は進塁するにあたり、一塁、二塁、三塁、本塁の順序に従って、各塁に触塁しなければならない。逆走しなければならないときも(中略)すべての塁を逆の順序で、再度触れて行かなければならない」とある。さらに、同項の【注二】(2)には“逆走しなければならないとき”というのは「塁を空過した走者が、その塁を踏み直す場合」とあり、阿部が二塁を踏まずに回っていたとしても、戻る際には二塁を踏まなければいけない。

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