大阪桐蔭は夏連覇ならず…森友哉主将「悔いはありません」

[ 2013年8月17日 13:40 ]

校歌を歌い終えて駆けだす明徳義塾ナインを見詰める、3回戦で敗れた森友(奥左端)ら大阪桐蔭ナイン

第95回全国高校野球選手権大会3回戦 大阪桐蔭1―5明徳義塾

(8月17日 甲子園)
 大阪桐蔭の夏連覇という夢は3回戦で終わった。

 昨夏準決勝で4―0で下した明徳義塾に今度は5―1で敗れ、史上7校目の夏連覇の灯が消えた。相手の5安打を上回る8安打を放ちながら、得点は初回の1番・峯本のランニング本塁打による1点だけだった。

 西谷監督は「岸くんはいい投手だった。コントロールが良かった」と無四球完投の相手エースを称え、「安打は相手を上回ったのに、勝たせることができなかったのは私の責任」と振り返った。

 スタンドに昨夏の優勝投手、藤浪(阪神)が応援に駆け付ける中、単打2本に抑えられた森友哉主将は「自分たちの力は出せた。力の差です」。1点先制した後の初回1死から右前打で出塁し、二盗に成功した後で三盗に失敗したことに関しては「もう1点欲しいと思って、自分の判断で走りました」とし、夏連覇を逃したことにも「悔いはありません」と完全燃焼を強調して甲子園を去った。

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