3年連続8強逃すも、作新学院は1年生が躍動

[ 2013年8月17日 18:50 ]

第95回全国高校野球選手権大会3回戦 日大山形5―2作新学院

(8月17日 甲子園)
 一昨年のベスト4、昨年のベスト8に続く3年連続のベスト8進出を逃した作新学院の小針監督は「勝たせてやれなかったことが悔しい」と無念の言葉を並べた。

 初回2死三塁から4番・山下の右中間三塁打で先制。直後に逆転を許したが、1―3の6回には5番・小林が左翼スタンドにソロアーチを叩きこんで1点差に迫るなど最後まで日大山形に食い下がった。

 3回1死一塁で2番手として登板した1年生右腕の朝山は2回戦の熊本工戦に続いて好投。キレのあるボールと強気の投球で無失点を続けたが、最後に力尽きた。

 「選手はよく守ってくれた。相手に4点目を取られるか、うちが2点目を取るかがポイントだった。追いかけるチームとしていい戦いができたと思うが、打撃の質で相手が上回ったということ」と小針監督は悔やんだ。だが、好リリーフの朝山、さらに初回に右中間三塁打を放ち、先制のホームを踏んだ添田の2人はまだ1年生。甲子園ファンに、来年、再来年の成長を期待させての3回戦敗退となった。

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2013年8月17日のニュース