統一球、第三者委が初会合 9月末までに報告書提出

[ 2013年6月28日 17:42 ]

 プロ野球の統一球を飛びやすく変更しながら公表していなかった問題を調査する第三者委員会は28日、東京都内で初会合を開き、約1時間の話し合いを終えた那須弘平委員長(71)は「報告書については、9月末をめどに提出するように努力をいたします」と今後の見通しを示した。

 第三者委は那須委員長と佐々木善三氏(60)、米正剛氏(58)の弁護士3人がメンバーで、元巨人の桑田真澄氏(45)が特別アドバイザーを務める。同委員長は初会合の詳細は明かさなかったが「皆さんに納得してもらえるものをつくろうと思っている」と意気込みを語った。

 ▼那須弘平委員長の話 今後の活動の方向性について議論した。報告書は9月末をめどに提出するように努力する。12球団はもとより、選手やファンの方々を重要な利害関係者と考え、全ての方々に納得していただける報告書をつくる。

 ▼村山良雄パ・リーグ理事長の話 事実確認と背景や要因の調査をきちっとやっていただけると思う。あとは第三者委員会にお任せしたい。われわれがどうこう言えることはないし、言ってはいけない。

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