藤浪援護へ マエケン討ち誓う新井「ウチも打たなあかんやろう」

[ 2013年6月28日 11:59 ]

 新井が、そして猛虎打線が、藤浪を助ける。阪神は27日、28日からの広島3連戦に備えて甲子園球場で全体練習を行った。3戦目の30日には今季2戦2敗、計14回無得点中という難敵・前田健との対戦が控える。それは、5月26日の日本ハム戦での4勝目を最後に白星が遠いドラフト1位ルーキーの先発日だ。

 新井は全体練習後、室内練習場に約1時間こもって特打などに取り組んだ。付き添った水谷打撃コーチが言う。「悪いことはないよ。打ち方も悪くない。定期的に締めにゃあかんから。そういうタイプだから」。リーグ戦再開後の3試合は12打数2安打で打点なし。技術面でも精神面でも“締め”直すための特打だった。打撃用マシンではなく打撃投手の生きた球を相手に打ち込んだ。

 「水谷コーチときょう(打ち込みを)やろうと話をしていた。よくはないけど悪くもない。ボール球を振っているわけではないから悪い状態ではない。調子の波は必ずある。その波を小さくするか大きくするかは自分の調整次第。自分の場合は振り込んで上げていくしかないから。きょうはいい練習になった」

 来週に控える注目の巨人戦を前に、勝ち星を落としたくない広島戦。特に前田健からは、阪神は今季2度の対戦でまだ1点も奪っていない。水谷コーチは打線の奮起をうながした。「よそ(他球団)が打っているんやからウチも打たなあかんやろう。そんなに状態はよくないんやろう。いかに得点パターンに持ち込めるか。上位が出て中軸で還す」。確かに、右腕は直近3試合で計15失点するなど1カ月近く白星がない。その「走者を還す」中軸の1人が新井だ。

 約40分間の打ち込み後は短距離ダッシュによる走り込みを自ら課し、引きあげる時には大粒の汗を滴らせた。「体の大きい奴は振って走って汗を流さないといけない、と若い頃に大下さん(広島入団時のヘッドコーチ)に言われましたから」。原点に立ち返り、再上昇を誓った。

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