選手会から報道各社に配布された要望書全文

[ 2013年6月28日 06:00 ]

 【要望内容】

 1 第三者委員会の調査は、統一球問題を生み出すに至った大きな原因に、NPBの組織構造上の問題点、とりわけプロ野球の将来について消極的で責任回避的な人物がこれまでコミッショナーを務め続けてきたことにあるという点を認識した上で行われるべきであること。

 2 従って、今後のコミッショナーは、プロ野球の将来についてビジョンと責任感を持った、強いリーダーシップを発揮できる人物であり、比較的若い年齢で、中立性の高い(特定の球団等と過度に密接な関係を持たない)、優れたビジネスセンスを持った人物を登用すべきであることが、今後の改善策の中心に据えられるべきであること

 3 同時に、今後の改善策の提言にあたっては、NPBの組織構造の健全化のため、今後ファンや選手に対する隠蔽が行われないような情報公開・説明責任を尽くす体制の確立と、選手その他利害関係人の意見を十分吸い上げる意思決定構造の確立が、盛り込まれるべきこと

 4 第三者委員会の調査にあたっては、選手、選手会を含む、幅広い関係者の意見聴取が行われるべきであり、日本弁護士連合会の「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」などに従った公正な調査が行われるべきこと、特に調査対象であるNPBからの要望等に関するやりとりについては、全日本柔道連盟「助成金に関する第三者委員会」のような形で公開するなど、公正さを疑われないような措置を施すこと

 5 NPBは、第三者委員会から示された改善策について、オーナーの反対により実現できないなどのことがないよう、新しいコミッショナーによる指導力等に基づいて、具体的に実行に移すこと

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