西武球団は過去最高益 2期連続で黒字 米投資会社が売却提案

[ 2013年5月14日 22:15 ]

 西武ホールディングス(HD)は14日、筆頭株主の米投資会社サーベラスから売却を選択肢とするよう提案を受けたプロ野球西武球団の2013年3月期決算について、営業利益が過去最高の約6億5千万円だったと発表した。前期比約5億円の増益で、球団単体として2期連続の黒字となった。

 昨季のクライマックスシリーズを本拠地で開催したことや、西武鉄道創立100周年の関連イベントなどで観客動員数が伸びたのが要因。居郷肇球団社長は「収益力の向上および効率的な事業運営に取り組んできた。引き続き健全な球団運営に努める」と球団を通じてコメントした。

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