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法政大学【開幕直前特集 第8回 〜打線の鍵を握る3年外野手編〜】<大西千洋外野手>

[ 2017年4月4日 06:30 ]

開幕直前特集 第8回 ~打線の鍵を握る3年外野手編~

俊足好打がウリの大西(C)スポーツ法政新聞会
Photo By 提供写真

 逆襲の春の訪れだ。長らく遠ざかる王座奪還へ闘志を燃やす法大ナイン。リーグ戦開幕を直前に控え、士気を高める彼らの現在の心境を伺った。第6回は大西千洋、中山翔太、向山基生、宮下蓮の4人。法大打線の中軸を担う彼らに今季の意気込みを語っていただいた。

 ◎大西千洋外野手

 ―昨季を振り返って
 日米とかの疲れの影響かもしれないですが、打撃の調子が上がらなくて、それを引きずってしまい、守備とか走塁もダメだったので残念というかリーグ戦の厳しさを味わったシーズンでした。

 ―レギュラーといてのプレッシャーは
 法政のユニフォームを着ているので多少は感じました。凄いOBの方とかもいるので。

 ―昨季調子を上げるためにしたことは
 練習量は増やしましたが、考え過ぎちゃって結局ダメになった感じです。開き直りとかも大事ですね。

 ―オフに元巨人の鈴木尚広氏に指導していただいたようですが
 体幹を教えてもらいました。打撃を清水隆行(元巨人)さんに教えていただきました。プロになる人は考え方とかも凄いなと感じました。

 ―この冬取り組んだことは
 これも体幹です。体の軸がぶれないようにしっかり見直しました。

 ―日本代表への思い
 あのユニフォームを着ることは野球人として誰しもが憧れるものなので、今回は落ちたのですが、もう一度着たいという思いが強いです。

 ―学年も上がって意識することは
 まだまだ雄二(清水、法3)さんがいるので、頼ってしまうところはあるのですが、雄二さんがいない時は、自分がリーグ戦を一番経験しているので、経験したことをしっかり伝えることは大切なのかなと思います。

 ―現在リーグ戦で最多安打ですが
 このまま打ち続けて、目標である100安打を達成したいです。

 ―100安打を達成するために不可欠なことは
 しっかりと自分のスイングをすることです。

 ―オープン戦の調子は
 悪くないです。打てているのですがまだまだです。しっかり形を作っていきたいです。

 ―新入生について
 柏野(智也、営1)が好投しているので、期待しています。

 ―個人的な目標は
 首位打者とかベストナインとか個人のタイトルを取ることです。自分が1番で首位打者とかベストナインとか取れる成績を残せば、自ずとチームの優勝にもつながると思うので。

 ―優勝へのキーマンは
 やっぱり熊谷(拓也、キャ4)さんですかね。最後の年なので、どんな投球をしてくれるか楽しみです。

 ―法大に期待の懸かるシーズンとなりますが
 やっぱり圧倒的な力で優勝したいです。

 ―優勝への思いを
 自分も上級生になって、一度も優勝を経験していないので、今年こそ絶対に優勝したいです。

 ―ファンの方にメッセージを
 昨季は不調でしたが今季は自分らしく頑張っていくので応援宜しくお願いします。(取材:スポーツ法政新聞会・石川大悟)

 ◆大西千洋(おおにし・ちひろ) 経営学部3年1996年6月12日生まれ。大阪府出身・阪南大。181センチ・76キロ、右投左打。俊足好打がウリの法政のリードオフマン。六大学最多の41安打を誇る。50メートル5秒66の足で神宮を駆け抜ける。今季も豊富なリーグ戦経験でチームを引っ張る。

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