【大学スポーツ】スポーツ法政新聞会

法政大学【対立大フレッシュリーグ】クローズアップ 羽根龍二内野手

[ 2017年4月20日 05:30 ]

東京六大学野球 春季フレッシュリーグ 対立大   法大4―5立大 ( 2017年4月16日    神宮 )

羽根は全打席で出塁を果たした(C)スポーツ法政新聞会
Photo By 提供写真

 ◎羽根龍二 【憧れの神宮で猛打賞 次代の主砲候補だ】

 今日のヒーローは間違いなくこの男だ。1年生ながら4番の座を射止め、猛打賞、打席に立てば必ず塁にでる大活躍を果たした羽根龍二(社1)。

 3回、1死一、三塁。「初球から狙っていた」と右中間を突き抜ける二塁打。チームは2得点をあげた。3打席目は粘って、四球を見極め、4打席目には待っていたというスライダーを右翼に二塁打。頼れる4番としての存在感を存分に発揮した。

 高校時代、神宮球場を目指した西東京大会ではベスト16。羽根にとって神宮は憧れの舞台だった。初めての神宮となった早大戦では「緊張した」と初々しさをのぞかせたが、今日は積極的に声を出し、チームを活気づけたことが、自分の結果にもつながった。

 「法政の4番としてリーグ戦で優勝したい」と試合後もあどけない笑顔で応えてくれた。目標にあげるのは4番として活躍する強打者中山翔太(人3)。法大を背負って立つ未来の4番候補が誕生した。(スポーツ法政新聞会・大平佳奈)

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