【大学スポーツ】スポーツ法政新聞会

法政大学【対立大1回戦】監督、選手インタビュー<前編:青木監督他>

[ 2017年4月17日 05:30 ]

対立大1回戦   法大6―6立大 ( 2017年4月15日    神宮 )

マルチ安打と存在感をみせた森(C)スポーツ法政新聞会
Photo By 提供写真

 ◎青木久典 監督

 ―今日の試合の総括を
 また2試合ありますから。また明日から準備したいと思います。

 ―先発の熊谷投手は早々の降板となりました
 復活する兆しがなかったので。ずっと我慢してましたけど、先頭四球を出した後にもう厳しいと感じて思い切り変えました。本人も理解してるじゃないでしょうか。

 ―2番手の長谷川選手は好投しました
 先週はまだまだでしたけど、今日はしっかり投げてくれたと思います。反撃の狼煙を作ってくれたと思いますね。1年生からコツコツやってきてあれぐらいの投球は出来ると思ってたし、自信になったじゃないでしょうか。

 ―1番に起用した相馬選手は猛打賞の活躍でした
 元々守備はいいのですが、彼はオープン戦はあまり打ててなかったので、初戦は最上級生の大崎がやってくれると思いましたけど、相馬は先週一本打ったのでね。これは本来の力が出せると思って抜擢しました。本番に強いですし、彼が二遊間にいると大きいですね。

 ―3番の小林選手は本調子ではない印象を受けますが
 状態は悪くないですけど、本人が悩むというか、考えちゃう方だから、それもあると思いますけど。彼については心配はしてません。

 ―5番に座った森選手は2安打でした
 大きいですね。キャプテンの意地を見せてくれたと思います。

 ―大西千選手の交代について
 アクシデントはないです。舩曳も調子いいですし、競えるだけの力があるので。守備は舩曳が上手いですし、中盤以降はディフェンスを固めようとしただけです。

 ―菅野選手はあと1人で同点弾をあびました
 あれは、バッテリーの油断でしょうね。二死から何がだめかといったら長打な訳で、真っ直ぐの得意な打者に真っ直ぐを投げたので。そこをキャッチャーの鎌倉は勉強してほしいですね。

 ―引き分けという結果について
 逆に良かったと思います。よく引き分けできたなと。流れは終始向こうにいってたので。そこを引き分けにできたのは御の字だし、プラスに捉えてますけどね。

 ―明日に向けて
 もう一度初戦の気持ちで、しっかり必死でこの一戦を取りにいきたいと思います。

 ◎森龍馬 主将

 ―今日の試合を振り返って 勝ちきれなかったというところは、悔しいところではありますけど、切り替えて明日からの試合に臨むしかないので切り替えます。

 ―今日の勝ち越して追い付かれを繰り返しての引き分けという試合をどう見ますか 6点とった後の、なお2死一、二塁で自分の打席の時に、あそこでもう1点とれればこんなことにはならなかったと思うので、そこは個人的な甘さが出てしまったなと反省しています。

 ―3打数2安打1四球であり、得点につながる出塁をされました それに関しては良かったと思いますけど、やはりあの勝負どころでの1本がでなかったというところは反省点です。

 ―守備では、落ちると思われた球をスライディングキャッチするという好守をみせました 絶対にとってやる、という気持ちしかなかったですね

 ―あまり本塁打を打つ印象のない大西千選手の本塁打で生還されたときの気持ちは 本当によく打ってくれたなと思って。今日は元気も出てましたし、あいつにとっては今日は次につながる試合だったじゃないかなと思います。

 ―主将として、投手陣、打者陣総括してどのような状態ですか ピッチャー陣に関しては、もう少し踏ん張ってほしいなというところはありますけど、それ以上に野手は点をとれば良いだけの話なので。チームとして戦っている以上はピッチャー陣とか野手陣とか分ける必要もないと思いますし、1つになってカバーしあいながらやっていければなと思います。

 ―明日から2戦、立大戦が続きますがどのように攻略していきたいですか 攻略というよりは、こういう長い試合を1試合引き分けて、長いカードになると思うんですけど、そういう時はやはり気持ちが切れた方が負けてしまうと思うので、常に絶対勝つという気持ちだけは持ち続けて戦いたいと思います。

 ―最後に、明日の試合に向けて意気込みをお願いします もう、本当に負けは許されない状況になってきているので、何としてもまず最初に1勝を勝ち取りたいと思います。

 ◎長谷川裕也 投手

 ―3時間56分の熱戦を振り返って
 マウンド登っても聞こえてきたのはベンチの声援で、そのおかげで、守ってる野手も集中力を切らさずに戦えぬけたと思います。

 ―今季初登板となりましたが緊張は
 いや、緊張より抑えないとという気持ちの方が強かったです。打者と勝負する気持ちで行きました。

 ―登板前に監督に何と声をかけられましたか
 いつも通りの投球をしてくれれば大丈夫と言われました。

 ―3回、自責点0のピッチングを振り返って
 先週の早大戦はコンディション不良でベンチメンバーに入れなかった分、チームの役に立てるように心掛けてました。

 ―立大の流れを断ち切るピッチングでしたが
 あまり試合の流れとか気にせずに、自分の投球をすることだけを心掛けてました。

 ―9つのアウトのうち、5個のアウトはフライアウトでした。打者の手元で思い通りに浮いていましたか
 高めと低めに投げ分けられました。本当はゴロアウトを取りたいですが、今日は高めのボールは強いボールを投げれたので、それを主体に投球しようと思いました。

 ―緩い球を効果的に使って打者を手玉にとりましたが
 今年からは打者を観察して投球を組み立てようとしてます。立大の打者は直球狙いだったので、カーブとかを使って攻めていこうと思いました。

 ―9回二死から追い付かれる嫌な流れのなか負けなかったのは大きいのでは
 そうですね。菅野も良く頑張りましたし、野手も集中してたと思います。

 ―試合後のミーティングで話したことは
 投手陣踏ん張ろうと。6点取られると野手も苦しいので、投手陣が頑張ろうと話しました。

 ―4年生となった今年の目標は
 目の前の一戦一戦をしっかり戦って、個人の目標よりも優勝出来ればいいなと思います。

 ―明日に向けて一言お願いします
 絶対に勝ちます。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る

スポーツ法政新聞会 公式ホームページ